**学部長
東洋大学は最初から、私に対面授業を強要しようとしています。それは以下のこと
から明らかです。まず、昨年、今年度のカリキュラムを組む時点で、私に非対面を望
むかどうか尋ねることなく、半ば強制的に、有無を言わせぬ形で、対面授業の枠に入
れてきました。その際、非対面授業を望む場合の手続きについても、一切案内があり
ませんでした。次に、4月に入って私が非対面授業を希望した時には、法令に違反す
るということで、たとえ医師の診断書があっても、7回目以降は対面授業をするよう
にと言われました。そして今度は産業医の診断を仰げとのことですが、産業医に相談
しているのは**学部長と**次長です。つまり、私に対して強制的に対面授業をさ
せようとしている人達です。その人達が相談し合ってやることに対して、私は自分の
命を預けることができません。その人達は最初から私に対面授業を強制しようとし
て、そのためにいろいろ画策しているとしか考えられません。私の健康に対する配慮
は一切感じられません。今回も、産業医が私の健康に配慮した診断をするとは考えら
れませんので、産業医の診断を仰ぐことはお断り致します。私の健康を害することを
目的としている人達に、私の健康に関する判断を委ねることは致しません。今回のこ
とは、悪意あるパワーハラスメントの象徴的な事例となると考えております。東洋大
学がパワーハラスメントの温床となっていることに関して、深い悲しみと危惧とを抱
く次第です。以上、この件はもうこれで終わりにさせて頂きたく存じます。私は私の
命を守るために、非対面授業を続行します。私の非対面授業は学生から高い評価を得
ており、昨年も多くの学生がフランス語検定に合格しました。マスクをしないで授業
できるので、外国語の授業にはメリットもあります。フランス語を話す時の表情や口
の形などをしっかり見せることができるからです。私の授業は双方向性で、学生に非
常に多く発言させます。それは感染症が流行する中で対面授業にした場合の危険性に
も繋がります。以上、ご理解くださいましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致し
ます。
福田拓也
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